コストの動きから目を離すな

ポスト2020、大変厳しい時代になってきた。このような時は、売上拡大も大切であるが、日々、変化する足元のコストの実態把握が何より欠かせない。例えば、材料費。直近の原材料や部品・副資材等の価格をもう一度おさえ直してみよう。徹底して合い見積もりを行い、場合によっては購入先や購入ロット、輸送手段等の見直しも検討してみる必要があろう。続いては、人件費。人件費そのものの見直しは当然のことであるが、本来、追求すべき本質は、人的生産性にある。そのためにはまず、部門別、商品別、得意先など細かく採算をおさえ、自社の利益の源泉をつかむ必要がある。何で儲かっているのか、誰が足を引っ張っているのか、今後どこと付き合っていくべきなのか、数値でしっかりとおさえる必要がある。感覚と実態は時として大きく食い違うものである。コストは生き物。適時的確な営業政策や経営判断に活かしていくためにも常にコストの動きから目を離してはいけない。