聴いた後が大事

「人の話を聴く、貴重な時間を割いてよく部下の話を聴いてくれる」、とてもありがたいことだ。おそらくそのような上司は部下に慕われることだろう。

しかしながら私は、話を聴くことは大事だが、もっと大事なことは聞いた後にあると思う。「自分の話を聴いてくれた、それだけで満足」という人は良しとしても、多くの人が物事の解決を望んでいるのではないだろうか。であれば、相談の期待も問題解決にある。話を聴き、冷静かつ客観的に物事の整理をする、そして正しい現状認識をもとで現時点で最良の対策を講じて出来得る限り効果的な解決を図らなければ意味がないのではないか。自身の培ってきた見識と経験をもとに最大限、適切なるアドバイスをする、その後も時々の状況変化に合わせて適時適切なフォローをする。話を聴いてもらって終わり、聴いて終わりは共に無駄な時間を消費するだけであり、一時的な鎮痛剤処方(相互満足)に過ぎない。上司も話を聴いてあげたではなく、聴いて解決に導いてこそ真の信頼を得ることができるはず。

余談ながら、多くの人の意見を聴くと主張している現総理は、いまだに未来を導く決断をしていないように感じる。そう、多くの人の話を聴くというのは、すなわち誰の声も聴かないということになる。私は、聴いてもらうより、リーダーのビジョンや意志を聴くことのほうに関心がある。

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