ゴール

ゴールを決めなければ何も始まらない! 貴方は何を目指すのか、ゴールを決めなければ何事もスタート出来ない。出来たとしてもどこに向かっているのかも分からず、その内、道を見失ってしまうことだろう。「あなたは何がしたいのですか?」、「何故したいのですか?」、「いつまでに成し遂げたいのですか?」まずはこの3つを考えてみて欲しい。明確に将来のありたい自分を思い描いて欲しいのです。

そして次は、「どうやって実現しますか?」、「今のあなたに足りないものは何ですか?(能力、資金、人脈)」「どのような手順で進めますか?」である。前者が目的、後者が手段である。最も重要なのはこの目的であり、意思である。それ次第で手段、やり方はいろいろとあるものだ。もちろん長い人生、思ったように物事が進まないことも多く、時には自身の考え方が変わることもある。だからこそ意思と経過の振り返りも大切だ。記念すべき日、例えば正月、誕生日にそれらを振り返りながら、1年1年を大事に生きることである。夢を確実なものにするために。

理想と現実

理想とは果たして非現実か?私は、これまで常にあるべき姿を描き、そこに現実を近づけていくことが課題解決と信じてきた。ところが最近、若年層に、あるべき姿は単なる理想論であり、それよりも目先の事実をどう考えて行動していくかが重要という現実論が台頭してきているように思える。確かに物事をより現実的に捉えようとすることは大事だ。しかしながらこれでは、出来ないことは理想論であり、出来ることだけやっていればいいという現実逃避になりがちだ。恐らく経済界や政界をはじめ世の中が理想やあるべき姿を提示出来ていないことも理由のひとつと思われる。先行きの見えない時代、だからこそあるべき姿としての理想を掲げ、そこに向けて果敢に挑戦していくことに価値があるのではないだろうか。

事実

現代は、新聞、雑誌、テレビ、インターネット、SNSなどと情報過多の時代と言える。それだけに大事なのは何が真実で何が虚偽かということ。たとえ事実でなくても話題に飛びつき、時に虚偽と分かっていても話題を作ろうとするのがマスコミ。惑わされてはいけない。これから我々は、事実を見極める力、仮説から真実を導き出す力を持たなければならない。「〇〇と思います」このような言葉に私はいつも疑ってかかる。思います?それは貴方の思いであって、私が知りたいのは三現主義に基づく事実。どうして「〇〇です」と言い切れないのか。調べて見ると単なる思い込みや人から聞いた不確かな話に基づくことが実に多い。現場を押さえた真実、もしくは限りなく真実と想定しうる、多くの状況証拠を基に我々は正しい判断、行動をすべきだ

性格

会社は、とかく理想的な性格特性を示し、それを基準に人を判断しよう、また人を理想に近づけようとしがちだ。ところで理想的な人材とは何?思考力があり、常に前向きで仕事が早く正確でリーダーシップもある。なるほど、しかしながらそのような人が組織に何人いるだろうか。仮に数人いたとしてもそれで会社がうまく動くだろうか。私はそうは思わない。これからは全員活躍の時代。そのためには、一人として同じ人間はいない、性格も違っていい、性格の違いは個性だ。野球で4番打者を集めてきても優勝できるとは限らない。9人それぞれで役割が違うからだ。これらかは一人一人の性格を知り、それに合った部署と役割を与える、そのような個性を生かす経営が益々重要になってくる。数少ない人のリーダーシップ以上に全員の個性を生かしチームワークで仕事をすることの方がより価値がある。次代はそのような組織が成長できるのではないか。

公器

会社は公器。ただ儲かればいいというのではそこに社会性はなく、社会性無くしては長期的存続は望めない。企業は世の中からヒト・モノ・カネを預かり、それを有益なものにしてお返しする存在である。よく会社は誰のものか、株主か、社員かなどと言った議論がある。倫理的ではあるが私は会社は誰のものでもなく公器であると考えたい。そう信じることが企業の存続成長に繋がるからだ。会社は多くの人に支えられている。会社の成績表であるPLを見てみよう。まずは、売上高、お客様からの授かりもの。もちろん頑張った成果でもある。売上原価は取引先との関わり、販管費は従業員、営業外は金融機関などであり、法人税は国や地方自治体、最後の純利益が株主だ。一般的にステークホルダーと言われるが、会社というものは実に社会の多くから支えられて成り立っていることが分かる。SDGsが叫ばれる中、会社は儲けだけではなく、社会性としての公器としてどうあるべきかを考えていかねばならない。