身の程

身の程とは、自分の能力・地位などの程度であり、身の程知らずとはそれらをわきまえずに行動すること。実社会において地位に相応しい能力を持ち合わせていないのにも関わらず、役職などの地位や権限を振りかざして物事を強引に進める光景をよく見かける。例えば、企業における後継者。先代を尊敬する気持ちは理解できるが、権威があった先代と同じやり方では明らかに無理がある。まずは、自らの能力を謙虚に受け止めること、そして人をどうしたら活かすことができるか、それだけを考えればいい。カリスマ経営から人を活かす経営、それが次代経営者の最大のテーマだ。

意思疎通

意思疎通とは、英語で言えばコミュニケーション。つまり言葉、あるいは非言語を通じた受発信行為である。言語とは、話し言葉や文字、非言語とは、身体言語であり、身振り手振りなどである。コミュニケーション能力とは、相手が理解できる達意力と相手の真意を汲み取る感受性で決まる。うまくいけば理解され、うまくいかなければ誤解を生む。互いの気持ちが良い方向で高まってくれば共感となり、そうでなければ反感となる。達意力の基本は、発声と発音。声のか細い人や滑舌の悪い人は不利である。その他、話の内容が簡潔で分かりやすいかも関係してくる。一方、感受性は、心で聴く力である。相手の身になって聴く姿勢であり、感情移入である。うなずき、相槌をうち、話を聴く内に自ずから同化していく。これらは力という能力的な表現がされているが、実際のところは姿勢、心がけによるところが大きいような気がする。