労質

ここでの労質とは、労働者の量と質からくる私の造語である。今、世の中は労働力不足真っ只中。そこで各社共、採用に躍起になっているようだが、恐らくこれも2020年がピークになるだろう。いよいよポストオリンピック、中国発の大不況がやって来る。米国の一見根強そうな景況も一変する。その時に皆気づくだろう。社員は数でなく、質だと。大事なのは思考の生産性である。それが高い人は低い人の数倍のタスクをこなす。確かに誰しも24時間という持ち時間は平等だ。しかし今やITやAIの時代。ツールはふんだんにある。重要なのはそれを使いこなすことができる人、労質の高い人がいるかどうかである。出来ない人が数人よっても叶わない。企業経営における費用(人件費)対効果は明らかである。これからはしっかりと人を見極める時代、少数精鋭の時代である。

働き方改革

テスラのCEO、イーロン・マスク氏がツイートした「週に80~100時間は働くべきだ。地獄のよう?でも、それこそが成功の確率を引き上げるんだ。40時間しか働かない人と100時間働くあなたが、同じタスクをこなしたとする。わかるだろう?他人が1年かかるところを4ヶ月で達成することができるわけだ」に対して長時間労働は生産性を低下させると言った反対意見がある。しかしながら企業の実態に合った格言ではないだろうか。働き方改革は生産性を問うが、企業の個人やチームに対する評価は成果である。成果=生産性(成果÷労働時間)×労働時間。生産性と労働時間の掛け算である。労働時間を増やすことを嫌うのであれば、それを上廻る生産性の向上が必要だ。2倍働く人と同等の成果を上げるにはその人の倍の生産性が必要と言うことになる。そこまでの生産性は現実に可能だろうか?もちろん、これらはIT活用や組織をあげた生産性改革を否定するものではなく、むしろそれを歓迎したいということは言うまでもないが。