真のリーダーが行う部下指導

最近、部下指導(育成)が下手な上司、躾がなっていない部下、さらには両者の世代、並びにコミュニケーションギャップにより不活性状態に陥った会社・職場をよく見受ける。主因は“上司”。プレイヤーとしては一流でもマネージャーとしては三流の上司。例えば個人業績など結果だけで評価し、ろくに教えてもいないのである。理由を聞くと『時間がない』、『教えてもできない』、『最近の若者は・・・』等とすぐにグチに走る。教える気がないのか、教え方が下手なのか。“意外と教え方が分からない”というのが実情のようである。上司たる者、成果につながる”とるべき行動”を具体的に示すことが出来なければ失格ではないか。結果(業績)を責めるのではなく、そこに至ったプロセス(過程)の何処が悪かったのか、どうすればより高い確率で物事がうまく進むのか。精神論も確かに必要だが、それだけでは人、特に今の若者はついてこない。納得するだけの根拠、具体策を示してこそ真のリーダーと言えるのではないだろうか。

混迷の時代を生き抜くビジネスリーダーの特性とは

コロナウィルス、真に大変な時代になってきた。世界中が恐れる大恐慌突入か?否、まだまだ打つ手はある。どのような時でもまずは原理原則、基本に忠実である。実際、そのような企業はどのような不況下でもしっかりと生き抜いていく。そしてそのような企業には以下のようなビジネスリーダーが多い。今一度、胸に手を当てて自身を振り返ってみよう。

(1)決めたことを守り守らせる・・・方針はゆきわたり、ルールは徹底されているだろうか?ルールはリーダーが守り守らせるもの。あなたは気づいたら即、注意や指導を行っていますか?

(2)明るく元気で常に前向き・・・職場はリーダーで決まる。業績も風土もリーダーの性格が大きく影響するものだ。リーダーが明るく、プラス発想であるかどうか、極めて重要な要素である。

(3)時間に厳格である・・・時間にルーズな人、会社は失格である。常に5分前くらいに行動ができるくらいの心の余裕が欲しいものだ。

(4)ケジメをつける・・・何をやっても中途半端といったことはないだろうか?一つ一つのケジメをつけて次に進むくらいの粘り、頑固さが時には必要だ。

(5)使命感・責任感がある・・・間違っても人のせいや景気のせいにしてはならない。言い訳は誰の目にも見苦しく見える。

(6)誠実で嘘をつかない・・・約束は守られているか?ビジネスに最も大事なのは信用であり、それは誠実な行為の積み重ねで生まれる。

(7)自ら考え行動する・・・受け身になっていないだろうか?言われて動けばあなたの負けである。

(8)常に5Sが実践できている・・・机の上や中、パソコンのファイル、棚や車内等々はきちんと整理整頓できているだろうか?仕事のできる人は間違いなく5Sが出来ている。

(9)密なコミュニケーションがとれる・・・表面上の報連相では駄目だ。真意、本質に踏み込んだ密なコミュニケーションが大事である。上司が言ったことをそのまま伝えるのであればメールや掲示板などのコミュニケーションツールがあれば十分だ。人が介在し、咀嚼してこそ価値がある。

(10)自己啓発に余念がない・・・常に高い目標をもってチャレンジしているだろうか?学校は育ててもらうところ、ビジネス社会は自ら育つ社会である。育つ力、自己啓発力を磨こう。