ハンディキャップ

一般的に、スポーツなど競技者間の実力差が大きい場合に、その差を調整する手段の一つである。ところがある時、身体的にハンディを持つ者から、自分たちのハンディは、個性なんだということを聞いた。衝撃的だった。お互いにフランクかつポジティブな関係になれる実に素敵な言葉だった。さらにある時、娘が車椅子を乗せた友達を連れてきたが、娘が言った「〇〇君は足が悪いだけ、それだけで他は皆と変わらないよ」と。いつのまにか壁をつくっていた、知らず知らずの内に余計な同情を抱いていた大人である自分が恥ずかしくなった。皆、同じ目線で話す、違いを創らない関係が大事だと気付かされた1日だった。

採用

「あなたの強みは何ですか?」、企業はその人の強みをもって採用する。しかしながらその後は、「君の課題は○○だ」と弱みばかりに着目していることがあまりに多い。これからの世代を育てるには、強みを活かせる適正配置、そして「君の強みは○○、それを活かすためにも課題の○○を共に解決しよう」といった目線での対応が欠かせない。とりあえず、マイナス部分には目を伏せて、良い点を10個あげてみよう。きっと育てがいを感じ、育成の方向が見いだせるのではないだろうか?

二元論

二元論という言葉がある。これは、善と悪、白と黒、上位と下位など物事を相対する二つの要素に基づいてとらえる考え方である。人の性格や生き方、難解な物事など一見、複雑な事象も元をたどればこれら2つの選択によって形成されている。例えば、人の性格であるが、一般的な性格占いなどは、個々の質問にイエスかノーで答えていく内に、あなたの性格はこうですという結果を導く。性格が良い悪いもこれら二者択一の選択の結果である。人生もそう。であれば性格を変える、違う生き方をするのは意外と簡単な事かも知れない。ある要素にこれまでイエスだった人は、今後はノーという言動、もしくは行動をとればいいのだから。

性格

人の性格には二つの意味がある。ひとつは、その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。もうひとつはキャラクターとよばれるその人特有の行動の仕方や心理的な特性。似たように感じるが、言葉の通り、前者は生まれつきである。ここで言う生まれつきとは、性格形成がなされる12歳くらいまでを指している。つまり、人は生まれたときの家庭環境、その後の学習環境によりほぼ12歳で大脳の96%が形成され、その時点で根本的な性格は決まってしまう。よって本来、性格とは変わらないものである。しかしながら後者は違う。気の持ちよう、行動の仕方によって変わるのである。これこそが自己改革であり、誰しも可能なことである。「自分はおとなしい性格だから」「あの人の性格が嫌いだ」などと言っているのは前者の考え方に立つものであり、そのような方は、後者の変わる性格に着目し、誰しも変えうる行動や言動の仕方をポジティブ思考に切り替えてみてはどうだろうか。