3R戦略で底なし沼の大不況から抜け出そう

新型コロナウィルスが蔓延、ポストコロナは未だ見えない。むしろウィズコロナ、私たちはこれから数年間かけてコロナと向き合っていかなくてはならない。気になるのは経済だ。いよいよ景気の先行きに赤信号が灯った。特に中小企業は、業界に関わらず倒産や再編等で概ね3割程度は淘汰されるであろう。これからは萎縮し続ける市場のパイの奪い合い。今、まさに生き抜くための戦略、3R戦略(リセット・リストラ・リニューアル)が問われている。自分自身の中にある偏見や固定概念。自社の悪しき習慣・風土をゼロベースで見直すリセット。各人の行動や組織のあり方を改革するリストラ(クチャリング)。そして本業を極め、次代の備え(新規事業や事業承継)を進めるリニューアルへと続く。いずれにせよ基本はトップが変わり、会社を変えることだ。もう残された時間は少ない。さっそく自社の3R戦略でサバイバル時代を勝ち抜く準備を進めていただきたい。https://biz-concier.com/

軸のぶれない経営

会社を経営していく上で最も大事なことは何ですか?という質問に対して私は以下の骨格が大事だと答えています。経営の根幹をなすものは、一貫した経営ビジョン・戦略・管理の体系にあります。ビジョンとは、どんな会社になりたいかであり、経営理念(使命感や経営姿勢、行動規範)や事業領域(どの分野で生き残っていくか)、長期経営目標です。また、戦略とはそのためにいかなる手を打つかであり、基本戦略・方針と事業戦略(どの事業で)、機能別戦略(開発・生産・営業・人事・財務の機能強化)です。管理はまさしくあらゆる業務のPDCA(計画・実施・検証・改善)。これらが有機的に整合性がとれてはじめて軸がぶれない経営、不況に強い経営と言えるでしょう。具体策は各社で別れますが、この企業経営の骨格は同様に考えておいてよいのではないでしょうか。

企業の盛衰を決する事業承継

最近、事業承継に関するご相談が非常に多くなってきています。社長が65歳、後継者が40歳というのが平均的なところでしょうか。しかしながら最近は後継者が30歳代というケースも増えてきています。先手先行での事業承継の準備ということでしょう。大事なのは、事業承継とは単なる役職の変更手続きではない、また相続税対策だけはないということです。第2創業期に向けた新たな方向性、所謂、次代経営ビジョン・戦略を示し、それをどのような組織体制のもとで行っていくのか(中期経営計画)を示す必要があります。運用も含めて最低でも3年は必要でしょう。この3年間は、少なくとも社長・後継者(もしくは会長・新社長)の二人三脚体制でしっかりと運用を見極めていかねばなりません。このバトンタッチで走者が入れ替わる(成長・衰退)ということもよくある話です。

戦略発想

戦略発想とは、変わりゆく環境変化を予測し、自社の強みや弱みを認識した上で打つべき手を考えることである。その考え方のベースには、環境適応・環境創造がある。将来における会社や商品、人などに関して常にあるべき姿を明確に描き、現状とのギャップを戦略課題として捉え、計画的な対処を図っていくことである。しかしながら人は、どうしても未来よりも過去や現在にとらわれすぎてしまうもの。昨年がこうだったから今年はもう少しなどと過去の延長線上で物事をとらえがちである。リーマンショック、震災、洪水、金融危機、円高等々、この数年間だけでも大環境変化の連続である。真にこれからの企業経営は、現場からの積み方式でなく、変わりゆくマーケットからの逆算方式で考えていかなくてはいけない。社内や過去、現在も確かに大事だが、もっと市場を見るべき、もっと市場の声を聴くべき、もっと市場に創造的な問いを投げかけるべき時に来ていると言える。

先手

先手とは、碁や将棋などで,先に着手する人。一般には先手を取る、先手を打つなどと、競合しうる相手より物事を先に行うとか、予想される事態に対策を講じておくことを指す。世の中に戦略の優位や人の能力にさほど差はないものだ。やることが他社よりも早い、人よりも早いということで成果や評価に違いが出ていることが意外と多いものだ。スピードアップ、これこそ誰もが努力でき、成果に表れやすいテーマなのである。そのためにも5S、タイムマネジメント、業務改善、集中力、即断即決!